活動報告

#箕輪編集室#みの邸で初!PPM分析勉強会を開催してきた。

こんにちは!フリーライターの高下まみ@t_mami134です。

今回は#箕輪編集室#みの邸で初!PPM分析勉強会を開催した話をご紹介したいと思います。

  • そもそもPPM分析ってなに?
  • 今年の目標設定まだできてない!
  • 目標設定したけど早くも達成できなそう

こんな人におすすめです!
ちなみにみの邸に行くの3回目なのに、勉強会してみるという暴挙(笑)でもアットホームだったので緊張しいの私も大丈夫でした。

2019年が始まってもうすぐ1カ月半が経ちますが、改めてしっかり達成できる目標を設定して充実した毎日を送ってみてはいかがでしょうか?

そもそもPPM分析とは?


PPM分析とは、プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの頭文字を取ったもので、コンサル会社、ボストンコンサルティンググループが作り出したフレームワークです。

どんなときに使うもの?

「どの事業に投資すべきか」という戦略を分析するためによく使われます。“投資”する資源は、会社が持っているお金・時間や人。その資源をどうやって分配していくかという分析に役立てられるのが特徴です。

基本的には目標を定めて、現状との間にある課題を書き、4象限に今やっていることを置いていきます。「それを目標に到達させるにはどうしていったらいいのか?」を考え、最後に具体的なアクション(ここはオリジナルでつけました)を書いて明日以降に活かすという仕立てにしました。

今回はみの邸の未来を考えよう!ということで、みんなでみの邸がどんな形になったらいいのかについて考えてみました。

そもそもの言葉を知るとイメージが付きやすいのでご紹介しますね。

プロダクト

プロダクトは生産、生産品というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実はマーケティング用語として使われることも多い単語で、どのような製品・商品を販売するかの方針を立てるという意味を持ちます。

ポートフォリオ

ポートフォリオはクリエイターが実績アピールのために用意する作品集、という意味で使われているイメージを持っている人も多いと思います。しかし、ポートフォリオは本来、「財産目録、資産一覧」という意味を持っていて、特に投資においてはリスク分散をするために、異なるリターンとリスクを持っているんです。この複数の資産の組み合わせをポートフォリオと呼びます。

つまり、PPMはどのような製品・商品を販売するかの方針、リターンとリスクを持った資産一覧をマネジメント(経営管理する)という意味を持っている言葉なのです。

PPM分析のフレームワークとは?


では4象限を見ていきましょう。それぞれの名称と特徴を覚えてください。
上側の市場成長率が高いものからご説明していきます。

左上が花形商品=市場成長率も◎、シェアも◎
問題児=シェアは△、市場成長率◎

下側の市場成長率が低い領域は
シェアの高い金のなる木=シェアは◎だけど、市場成長率△

右側のシェアが低い方は 負け犬=市場成長率△、シェアも△です。

4象限の詳細

花形商品

成長率もシェアも高いですから、投資を続け市場シェアをどんどん高めることが大事です。シェアを高めるとライバルがいなくなるため、市場成長率が鈍化。すると、「金のなる木」に移行していきます。

問題児

シェアが低いですが、市場成長率が高いため、一定のシェアをとるために資源を集中して育成することが大事。すると、やがて「花形商品」に移行していきます。

金のなる木

稼げるだけ稼いで利益を他の事業へと分配するところ。黙っていても利益を上げてくれますが、成長が止まっているので市場の動きによっては「負け犬」になる可能性があります。

負け犬

成長率が低いため投資をしても成長は見込めません。なので、できるだけコストや手間を抑えるあるいは売りに出すなど撤退する領域です。

こんな風にフレームワークを理解して、いよいよ問題解決に挑みます。

みの邸の未来を考えてみよう!


みの邸は箕輪編集室のシェアハウス。箕輪編集室に参加している人、そうでない人も含んでコミュニケーションが取れる場所になっています。実施している活動の中には箕輪編集室に参加している人しかNGという場合もありますが、勉強会やたこパなどは関係なく参加できるイベント。

1.交流 (例:たこパ、クリパ)
2.展示会(例:絵本展示)
3.勉強会
4.コワーキングスペース

みの邸の未来を明るくしていくには、どんな状況になればいいのか?
これらのコミュニケーションスペースとしての機能以外にどんなことができればみの邸の未来が描けるのか?
などを考えてみました。

①みの邸で現状やっていることをプロット
みの邸で現状行っていることがどこに当てはまるのかプロットしてみましょう。シェアに関しては行っているアクションの多さ少なさで考えます。

②どこに時間・お金(資源)を使うべきかを考える
今行っているものをどうすればもっと良くなるか?を考えてみてください。

③他にできることはないか要素を考える
花形や問題児=市場成長率が高いもので他にどんなことができるかを考えてみましょう。

④不足点を補うアクションを書く
問題児から花形、花形を成長させるには何ができるか、ファーストアクションを決めてみましょう。

このような形で考えると、よりみの邸を活用してもらうための方法が見えてきました。

PPM分析で出てきたみの邸のアクション

個人ワークやグループワークを通じて話し合う中で、みの邸の目標が2つ出てきました。

  • 箕輪編集室に参加している人が活用して新たな価値を生み出せる場所となる
  • 箕輪編集室以外の人にも箕輪編集室を知ってもらう

コミュニティとしての活性化を図る場所、そして外の人にも箕輪編集室を知ってもらうという目標ができました。
それに対して、何に注力すべきか?を考えていくと、皆が興味のある勉強会が金のなる木、花形が交流、立地的に厳しいという点で負け犬が展示やコワーキングになるのでは?という会話になりました。

具体的なアクションとしては、「勉強会を月1などで行っていく」、「皆が参加したくなるようなちょっとおしゃれな場所にする」などが挙がってきました。

こんな風に具体的なアクションをしたことで、(その前からかもですが笑)こんな風に大盛況なイベントが開催されたりとみの邸が賑わっています。

【夕刊ミノ】みの邸チームレポ「みの邸のアップデートが止まらないっ!」

目標設定して具体的なアクションまで落とし込めていないかもという方は、ぜひPPM分析を活用してみてください!

自分のキャリアに活かす場合

ちなみに、自分のキャリアの場合はこんな風に考えると使いやすいです。

やり方はこちら。キャリア以外でも方法は同じです。

  • 自分のキャリアの目標を設定
  • 現状やっていることを4象限に配置
  • どこに時間をかけるべきかを考える
  • 改善アクションを決定して書く

会社員の場合

・金のなる木=ルーチンワーク
・問題児=会社課題の解決に必要だけど誰もやってない仕事
・花形=実績も評価も高い仕事
・負け犬=自分でなくてもできる仕事

フリーランスの場合(会社員と違う部分のみ)

・問題児=未来につながるけれど、すぐに利益が出ない仕事

市場成長率は世の中に求められているかどうか。
改善アクションを考えて目標到達できるように考えよう!

まとめ

#箕輪編集室#みの邸で初!PPM分析勉強会を開催した話をご紹介しました。

  • そもそもPPM分析ってなに?
  • 今年の目標設定まだできてない!
  • 目標設定したけど早くも達成できなそう

という方はぜひこちらの記事を参考に、PPM分析で明日から動ける目標を立ててみてください!

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